コロナ禍を「演技を見直すプラス」に変えるマイズナーテクニック・クラス2020年9月期開催

新型コロナウィルスCovid-19の感染拡大に手を貸さないために、アクターズ・ヴィジョンでは、2020年3月22日の「水田伸生監督ワークショップ(A日程)」を最後に、今日現在までワークショップを開催しておりません(予定されていた「水田伸生監督ワークショップ(B日程)」や、「園子温監督ワークショップ」については開催延期中です)。

アクターズ・ヴィジョンで開催される「映画監督による俳優のためのワークショップ」は、一流の監督がたに講師をお願いし、その内容も高度で、現場に必要なことを知ることができ、さらにはキャスティングの可能性があるために、人気の講座であり、参加者が多数となるのは避けられません。結果、どうしても密にならざるを得ず、演技レッスンという性質から、参加者同士の濃厚接触は避けられない。結果として監督や出演者に感染者を出して、現在動き出しつつある現場を止めるようなことがあっては許されない。と言う考えから、現在に至るまでワークショップは開催しておりません。

しかしながら、その一方で、俳優たちの時間が無為に過ぎていくことには「焦り」を感じています。「人生という時間」を使って演技をする俳優たちにとっては、常に「いまが旬」であり、時間が経てば立つほど失われるものがあります。とは言うものの、再開する現場にありつける俳優たちはごく一部です。多くの俳優は、演技の仕事にはありつけていない状態が続いています。

そんな時に思い出されるのは成島出監督のおっしゃっていた言葉です。成島さんはワークショップに集まった俳優たちに向かって次のようにおっしゃったのです。

「売れてしまったら演技を磨く時間なんて無くなる。売れていない今こそが演技を磨くチャンスなんだ」と。

しかし、そう考えるとCovid-19のせいで演技する場が減った「現状」をプラスに考えることもできるかもしれません。これまで自分の演技に足りない部分があることに気付きながらも、それを修正する時間を持てなかった者にとっては、いまこそ「根本的な治療をする」時間ができたと考えられるからです。

今回、9月より、アクターズ・ヴィジョンで推奨する根本的な演技レッスンであるマイズナー・テクニック・クラスを再開致します。マイズナー・テクニック・クラスは、ひとクラスの参加人数が10人程度と少人数ですし、この自粛期間の間に、講師のボビー中西さんともども、感染拡大を防ぐ可能な限りの対応をしたレッスンを行う実験を続けてきたため、参加者にはより安心して、演技のレッスンを受けていただける状況が整っています。

 マイズナー・クラスの感染防止対策について

このコロナ禍を俳優人生にとってのマイナスではなくプラスにするためにも、根本的に演技を見直すマイズナーテクニッククラスをぜひ受講してもらいたいと思います。

「マイズナー・テクニック」とは、人間が思わずしてしまう「考えた演技」を、「「本能」にゆだね、自らの内に生まれた「衝動」によってのみ支配された演技」に変えるテクニックです。サンフォード・マイズナーによって創始されたこの演技の基礎訓練の方法は、すべての俳優が習得すべきことだろうと思います。

教えてくださるのは、演技指導者のボビー中西さんと青山治さん、野田英治さんです。ボビーさんは、マイズナー・テクニックの創始者であるサンフォード・マイズナーから直接演技指導を受けた数少ない本物の日本人のひとりです。また、数々のハリウッド・スターを生み出したアクターズ・スタジオの日本人として2人目の生涯会員でもある方です。青山治さんは、ロベルタ・ウォーラック氏に師事され、 ストラスバーグメソッドを使ったキャラクター作りを学ぶ中で、ニコール・キッドマンの演技コーチであるスーザン・バトソンからも直接演技を学んだボビーさんの最も信頼する演技コーチであり、野田英治さんは、ボビーさんのところでマイズナーテクニックを学んだ優秀な指導者です。お三方ともマイズナー・テクニック・クラスでは親身に俳優たちを指導してくださいました。マイズナーテクニックを教える方は日本に沢山いると思いますが、一番大事なことは本物から教わるということです。聞きかじった人ではなく、ちゃんとサンフォード・マイズナーから教わった人から教わるということです。そういう意味では、最高の講師がここにはいます。

俳優のキャリアがあるのにいまいち突破できてないと自覚のある方、基礎的なことを改めて見直してやってみたい方、これから演技の世界に入るうえで正しいことを教わりたい方、ぜひとも、「マイズナー・テクニック・クラス」を受けてみてください。映画やTVドラマの中で、本能で生きること、衝動で行動すること、「本物としてそこに居ること」を習得し「鮮やかな演技」を映像として残してほしいと思っています。

(アクターズ・ヴィジョン代表:松枝佳紀(Matsugae Yoshinori))


【日程】

2020年

9月2日、9日、16日、23日(前半4回)

9月30日、10月7日、14日、21日(中盤4回)

10月28日、11月4日、11日、18日(後半4回)

(毎週水曜日全12回)

【時間】

朝クラス 10:00~12:30 ※ 現在朝クラスは定員となりました。
夜クラス 18:00~21:00 ※ まだ若干お席あります。

【場所】

都内

【参加条件】

本気で、リアリズム演技を身につけたいと思っていること。

【オリエンテーション】

8月26日朝10時からZOOMで行われる事前ワークショップ(オリエンテーション)があります。これからのクラスの説明とレッスンの心構え等を講師にお話しいただき、それから軽いリモートワークショップを行います。

【定員】

12名程度

【レッスン費用】

1月(4回)あたり、22,000円(税込み)

※ 支払期日は、9月1日、9月29日、10月27日です。

【参加方法】

まずメールにてエントリーして下さい。

メール本文に

(1)お名前(本名でも芸名でも構いません)

(2)ふりがな(お名前の読み方を平仮名でお書きください)

(3)性別

(4)生年月日(表記は1982/7/14のように年月日を/で区切り、西暦で)

(5)連絡先電話番号(すぐにつながる携帯番号をお願いします)

(6)所属事務所名、担当者名、担当者連絡先電話番号

(7)希望クラス(朝クラス、夜クラス、どちらでもいい)

(8)マイズナーテクニックを習得したいと思う理由

(9)8月26日朝10時からのオリエンテーションに参加できるかどうか?

をお書きのうえ

「本人と分かる最近撮影の写真」もしくは「事務所作成のプロフィール」を添付し

メールのタイトルを「マイズナー202009」として、

ワークショップ事務局

actorsvisionjapan@gmail.com

までメールをお送りください。

8月25日まで受け付けます。

応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。