2022年7月以降開催のアクターズ・ヴィジョンにおける俳優ワークショップの運営方針

・ハラスメントに対する、これまでの対応策が不完全であったことの反省から、2022年7月以降、当方が主催する俳優ワークショップ(以下、「当方ワークショップ」と記す)においては、次のようなハラスメント対策を採用し、参加する俳優の方々、またスタッフの方々の安全を確保するよう最善を尽くすことを誓います。

・当方ワークショップにおいて講師を担当する方およびワークショップ主宰及びスタッフには、事前に、あらゆるハラスメントに反対し、またハラスメントを行わない旨の誓約をしていただき、誓約書に署名していただきます。

・参加者にも、参加申し込み時点で、当方ワークショップにおいて、共演者に対するハラスメントを行わない旨の誓約をしていただき、誓約書に署名していただきます。

・ハラスメントに対する認識を深め、加害者にも被害者にもならないよう、ハラスメント講習を、東京合同法律事務所の馬奈木厳太郎弁護士のご指導のもと、主催者や講師、参加俳優を交えて定期的に行います。

・ハラスメント防止の観点から、当方ワークショップの休憩を含む全時間の映像を録画させていただきます。

・万一、当方ワークショップ内でハラスメントを受けた方のための相談窓口を設置します。講師の指導や受講生同士でのトラブル(個人情報の交換を執拗に求める、飲み会への参加を執拗に迫るなど)などの際、主催者が対応します。その場合、アクターズ・ヴィジョン( actorsvisionjapan@gmail.com )までメールをください。お名前を出したくない場合は匿名でも構いません。必要に応じて、東京合同法律事務所の馬奈木厳太郎弁護士など外部の専門家も交えて対応するようにいたします。

・当方ワークショップ内において暴力的なシーンや性的なシーン、またハラスメントを描くシーンなどを演ずる必要のある場合には、必ず参加者を募集する時に、そのようなシーンがあることを告知し、実際に演じてもらう際には、演技者の安全を守るための対策を採用することを誓います。

2022年7月8日
アクターズ・ヴィジョン株式会社
代表 松枝佳紀