(本ワークショップは2019年の物です → 2020年のはこちら)
「実感の持てない他人事」を、映画やドラマを見て感じてもらうことによって、「自分事」として「実感」してもらう。それが「映画やドラマ」にはできる。もちろん、本当の本人の痛みは分からないにしても、その痛みに気付くことができる。「実感」を持って感じること、考えることができる。僕は、どんな理屈よりも、なによりも、映画やドラマがすごいと思うのは、見た人に「実感」を与えることができるということだと思うのです。
12月17日、19日、20日、21日と、映画「少女邂逅」の監督、枝優花(えだ ゆうか)監督のワークショップを行います。
「少女邂逅」は素晴らしい映画です。
ふたりの少女の出会いの喜びと少女の生きづらさを描いた映画です。ちなみに僕は少女ではありません。が、この映画を見て、ここに登場する二人の少女の、喜びと痛みを自分のことのように「実感」し、この映画を見た後の僕は見る前の僕と確実に変わりました。感じることのできるはずもない他人の痛みを「実感」できたからです。
そんな「人々に実感を与えることのできる映画」を撮ることのできる枝優花監督が作る次の映画を見てみたい。他人の痛みに実感の薄くなる現代においてこの人の才能は絶対必要だ。その思いで今回、枝優花さんにワークショップの講師を開いてもらえるようにお願いしました。「少女邂逅」をみて「実感」できた人、枝さんの映画に出て、枝さんの映画を輝かせたい人、ぜひ参加して欲しいと思います。
最後に、枝優花監督から一言いただきました。
「 来年に控えている作品たちと共に生きていける方々と出逢えたら、と思っています。同じ目線で全力疾走できる方を探しています。是非よろしくお願いします! 」
(アクターズ・ヴィジョン代表マツガエ)
まだ「少女邂逅」を見たことのない人はネットで見ることができるのでぜひ見てください。→
https://www.youtube.com/watch?v=nd6He2Wxczc
◎ 講師プロフィール
枝 優花(Yuuka Eda)
1994年生まれ。映画監督・写真家。初長編映画『少女邂逅』が新宿武蔵野館を始め全国公開し2ヶ月のロングランヒットを記録。香港国際映画祭や上海国際映画祭に招待。2019年日本映画批評家大賞にて、新人監督賞を受賞。またSTU48やindigolaEnd、KIRINJI、佐藤千亜妃など多くのアーティスト作品を手掛ける。
◎ ワークショップ概要
【日程】
2019年12月17日(火)・19日(木)・20日(金)・21日(土)の4日間
【時間】
昼クラス:13時から16時まで
夜クラス:18時から21時まで
※ 昼か夜どちらかのクラスをお選びください。
※ 4日間、同じ時間帯のクラスに参加してもらいます。
※ どちらのクラスも1時間延長の可能性があります。
【場所】都内近郊を予定
【参加条件】
・枝優花監督作品に出演を希望する者
・俳優として自らを試したいと考えている者
【参加費用】33,000円(消費税込み)
◎エントリー方法
【1】まずはメールにてエントリーして下さい。
「枝優花監督による俳優のための実践的ワークショップ2019」
参加希望の方は、
メール本文に
(1)お名前(本名でも芸名でも構いません)
(2)ふりがな(お名前の読み方を平仮名でお書きください)
(3)性別
(4)生年月日(表記は1982/7/14のように年月日を/で区切り西暦で)
(5)連絡先電話番号(すぐにつながる携帯番号をお願いします)
(6)所属事務所名、担当者名、担当者連絡先電話番号(無所属の場合は無所属としてください)
(7)参加希望クラス(昼クラス、夜クラス、いずれでも構わない)
以上、7項目をお書きのうえ
所属事務所作成(もしくはご自分で作成)のプロフィール(最近の写真付き芸歴表)、または「ご本人とわかる写真」を添付して、 メールのタイトルを「枝ws」として、ワークショップ事務局
actorsvisionjapan@gmail.com
までメールをお送りください。
【2】書類選考を行います。
【3】合格者に入金の案内をいたします。落選者には落選のメールを送ります。
【4】入金をしていただいた方から、正式エントリーとさせていただき、集合場所や準備、スケジュールについての案内を送らせていただきます。(参加決定)